運送業のGマークとは?安全性優良事業所の認定制度を解説!

コラム

そこで全国貨物自動車運送適正化事業実施機関「公益社団法人全日本トラック協会」では、2003年7月から利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするための環境整備を図るため、事業者の安全性を正当に評価し、認定し、公表する「安全性優良事業所」認定制度をスタートさせました。

2024年12月17日の国土交通省発表によると、今回の認定により、Gマーク事業所は全国で29,069事業所(全てのトラック事業所の33.9%、対前年度比0.5ポイント増。)となり、更に、安全運行を励行するトラックが増えています。
トラックはひとたび事故を起こせば、重大事故に発展することが多く、被害は甚大です。 

2023年(1月~12月)の事業用トラック1万台あたりの事故件数において、Gマーク認定を取得したトラックの死亡・重傷事故の件数は、認定を取得していないトラックと比較して30%以下となっています。

運送業許可

下記の3テーマについて30項目以上の厳しい評価基準をクリアした事業所だけが「安全性優良事業所」として認定されます。

適正化指導員による事業所の巡回指導結果、運輸安全マネジメントの取組み状況を評価

事故や行政処分の状況を評価

安全対策会議の実施、運転者への教育などの取組を評価

認定要件ですが、上記3テーマの評価点数の合計が80点以上となることが必要です。

  • 上記3テーマの各評価項目において基準点数以上
  • 「安全に対する取組の積極性」の各自認グループにおいて、すべてのグループで得点していること

グループ1 運転者等の指導・教育

グループ2 輸送の安全に関する会議・QC 活動の実施

グループ3 法定基準を上回る対策の実施

グループ4 その他

  • 法に基づく認可申請、届出、報告事項が適正になされていること
  • 社会保険等の加入が適正になされていること

※要件の詳細項目については別コラムにてご確認いただけます。

また認定された後も2~4年ごとに更新審査があるため、認定事業所は安全性を維持し続ける必要があります。

・新規 2年間
・初回更新 3年間
・2回目以降更新 4年間

Gマーク制度(安全性優良事業所認定制度)は、「法律を守り、安全性向上に向けての取組をしていると認定されたトラック運送事業者が、日本トラック協会からお墨付きをもらう」というイメージです。

認定されると、認定証が授与され、認定マーク及びステッカーの使用が可能になり、ステッカーをトラックに貼ることもできます。全日本トラック協会のHPの安全性優良事業所(Gマーク事業所)都道府県別一覧表に掲載され、「安全性優良事業所であることをHPや名刺などに掲載することもできるようになります。

「安全性優良事業所」認定のシンボルマークは、高評価を得た事業所のみに与えられる”安全性”の証です。”G”の由来はGood「よい」、Glory「繁栄」の頭文字「G」を取ったものです。

認定マーク「Gマーク」               長期認定事業所用「ゴールドGマーク」

Gマークは、大きなメリットを期待できる価値あるものです。

要件や申請などご不明なことがございましたら、運送業許認可申請専門の当事務所へお気軽にご相談ください。